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50年間で4億5, 000万に上るアフリカの人々の生活に変化

 

50年間で4億5, 000万に上るアフリカの人々の生活に変化

アフリカ開発銀行(AfDB)は、1967年ケニアの道路プロジェクトを皮切りに、アフリカの輸送システムを改善するために50年の歴史を通じて450以上の運輸プロジェクトを行なっています。総額300億米ドル以上の融資・無償資金の提供を行い、4億5, 000万に上るアフリカの人々の生活に変化をもたらしてきました。

ほとんどすべてのアフリカ開発銀行(AfDB)加盟国が資金調達の恩恵を受けていますが、このマップは、アフリカ開発銀行(AfDB)の資金調達に最も頻繁にアクセスした国を示しています。

モロッコとチュニジアは、過去50年間の輸送のための資金調達額が最も多く、それぞれ27億ドルと20億ドルを受け取っています。また、ケニア、タンザニア、エチオピアには10億ドル以上の輸送プロジェクトに資金が提供されました。準地域レベルでは、東アフリカのプロジェクト・ファイナンスの重要性を示しています。次にランクされている西アフリカ地域のコートジボワールでは、urban transport megaprojectsがリードしています。

このマップは、資金調達を受けたさまざまな種類の輸送手段も区別しています。最も多くあるのが道路プロジェクトです。チャド南部のKoumra-Sarh road (参照)など、遠隔地を開拓し、特に農業における経済発展を促進するのに役立ちます。また、既存の輸送パターンを統合し、アフリカの首都をつなぎ、主要な港をつなぎ、貿易を促進しています。

1967年アフリカ開発銀行(AfDB)によって資金提供された最初のプロジェクトの目標は、ケニアの2区間の道路を舗装するためでした。最初の区間は、ケニアの都市EldoretとウガンダのTimborora地域を結ぶ道路で、五大湖とインド洋地域の国々間の商業に不可欠な輸送システムの基礎を築きました。また、2番目の区間はケニアの首都NairobiとタンザニアのKilimanjaro地域に繋がっています。両国の商業と観光の主要な幹線道路になっています。

合計で、4万キロ以上の道路がアフリカ開発銀行(AfDB)の融資で舗装されており、 大陸の最北端の首都チュニスと最南端のケープタウン間の距離の約4倍です。

アフリカの港湾も重要な資金調達を受けています。アフリカ諸国の経済競争力のためには、国際貿易港の入り口が重要です。これまでに16の港が作られ、特に西アフリカでは、Cotonou (1979), Banjul (1982), Conakry (1983), Dakar (2009), and Lomé (2011)がアフリカ開発銀行(AfDB)が提供する資金調達を通じて拡大または近代化しました。これらの港は、マリ、ブルキナファソ、ニジェールなど内陸国からの商品を扱っています。また、カーボベルデ、カメルーン、ブルンジで造船所の開発を支援しました。

鉄道輸送は、物資や人の長距離輸送を促進することにより、多くのアフリカ諸国の経済と国民の一体性において基本的な役割を果たしています。この地図は、南部と北部のアフリカの鉄道システムの比較的高度な状態を示しています。これらの南北2つの地域は、アフリカ14カ国のうち9カ国がアフリカ開発銀行(AfDB)の鉄道プロジェクトへの資金援助を要請しています。

チュニジア(1975年)とザンビア(1979年)に始まり、最近のプロジェクトでは、南アフリカのTransnet (2010年と2014年)と多国籍企業によるモザンビーク・マラウイプロジェクト(2015年)が関心を集めています。

この2つの鉄道プロジェクトは、官民パートナーシップを構築する良い機会であるため、アフリカ開発銀行(AfDB)の民間部門によってサポートされています。

航空輸送部門では、アフリカ大陸の約30の空港に投資を支援してきました。ナイジェリアやコンゴ民主共和国のような大規模な国でアフリカ開発銀行(AfDB)の支援を受けている航空輸送は、国の結束力と緊急事態に対処し、食料や医療用品を輸送する能力を提供します。また、カーボベルデやセイシェルなどの島国の空港に資金を提供する場合、貿易と観光をグローバルな流れに導くのを手助けします。空港ターミナルの建設資金の調達に加えて、中央アフリカ諸国と西アフリカ諸国の25の国々が関わる地域経済共同体を通じた設備の提供や訓練プログラムを通じて、過去10年間に航空安全保障の改善に携わってきました。

しかし、地図には表示されていないのもあります。輸送プロジェクトは過去50年間で変わっており、インフラ整備の枠を超えて進んでいます。

アフリカ開発銀行(AfDB)が資金を融資した最初の輸送プロジェクトの評価者によると「潜在的な可能性を達成するためには、輸送プロジェクトを他の経済部門への投資によって補完しなければなりません」と述べています。(この報告書の抜粋

総合的なアプローチに合った舞台を提供し、地元の経済や団体を支援し、保健や教育サービスを強化しています。

このようなプロジェクトは、地域の状況に合わせて、人々の日常生活への影響を最大限にするのに役立ちます。(インフラ、都市と都市開発の2016年活動報告を参照

東アフリカ共同体のリーダーシップのもとに始まり、地域経済共同体との緊密な協力体制のもとで、アフリカ開発銀行(AfDB)が資金融資するプロジェクトは、調整機関としての重要性を思い起こします。また、公的機関の能力構築、規制環境の標準化、通関手続の簡略化は、政治的な意思決定者の間で議論を奨励する重要な課題であるが、大陸周辺の人や物資の移動を促進する上で重要な役割を果たしています。

 

photo・参照:https://www.afdb.org/en/news-and-events/transport-projects-financed-by-the-afdb-between-1967-and-2017-have-benefited-450-million-africans-17257/

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1977年生まれ 宮城県出身 東京在住 調理師 ビジネスを通じて途上国・先進国の課題を解決することを目的に設立された 『MONSOON JAPAN』の一員として活動しています。