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堅調な拡大を続けるアフリカ諸国の個人消費の先行き

近年アフリカでは、豊富な天然資源と未整備なインフラへの投資を拡大することで、個人消費は順調に伸びてきています。

ここ数年では4%〜5%の高い経済成長率を維持しており、政治や治安が比較的に安定しているマリや国や資源が豊かなシエラレオネ・コンゴ民主共和国・コートジボワールなどの国々のみならず、資源に恵まれないエチオピアやルワンダなど他の国でも経済成長がみられるようになってきています。

不安材料としては地球温暖化による干ばつや武力衝突、それによって多くの難民が流出してしまい経済活動が停滞する事によって打撃を受けてしまうことです。

しかし今後は、アフリカ諸国がより発展し繁栄していくためにも、応用化学・科学技術・エンジニアリングといった分野を中心にアフリカ諸国の大学教育の質の向上などが求められているのも確かです。

実際、貿易や投資、観光などの分野では大きなビジネスチャンスがあるので、アフリカはこれからが勝負です。

アフリカの若年層の個人消費

アフリカ人女性の間ではヘアーに関するグッズが人気を集めており、現地ではエクステンション(つけ毛)が大流行しています。

これは、アフリカ人の多くは縮れた髪質で長く伸ばしにくいことから、カラフルでお洒落なスタイルの髪型が好まれたことによるものです。

こうした若年層世代の人口が増えていることからも、アパレル産業や外食産業にもビジネスチャンスの期待が集まっているのです。

とは言え、依然として発展途上国の域を抜けられない国が多くあるのも事実で、高品質の電化製品を買えるのは、限られた裕福な人たちだけなのです。

アフリカにあふれる電化製品

今現在、アフリカ諸国でもっとも経済発展し、ヨーロッパのような町並みの南アフリカでは、携帯電話に関しても日本製は高根の花なのですが、その中でも主要キャリア3社を紹介しておきます。

イギリスのボーダフォンの子会社Vodacom

南アフリカ資本のMTN

サウジアラビア資本のCell C

ちなみに南アフリカに限らずアフリカ諸国での携帯やスマートフォン端末はすべてSIMフリーで現地での調達がベストです。もしネットワークの周波数が合えば、世界中で利用可能ですから1台購入しておくといいでしょう。

日本で使用されているSIMフリースマホはあちらでも大丈夫ですし、その場合SIMロック解除済みの端末であれば持ち込みも可能です。プリペイドSIMの購入は空港のショップが便利なのでおすすめです。

そんな中でタイ経由で流れてくるDVDがクリーニング店などで販売されていたりしますが、残念ながら違法コピーで内容的にもマイナーですが、とにかくアフリカの人々は新しい物を生活に取り入れたいので、品質や中身は二の次という状態です。

決して高品質でなくても使用可能なら買うというのが、結果的に個人消費を押し挙げているようですが、日本では聞いたこともないような電化製品やオーディオ製品が売れ筋となっているようです。

ますます拡大していくアフリカのサービス産業

アフリカの経済成長の原動力

現在では、世界のサービス産業もグローバル化しているため、途上国にとっては重要な成長産業のひとつになっています。

進んだ技術革新と多国籍なアウトソーシングにより、今までのサービス産業も地理的距離の制約を克服することができるようになってきました。

また、情報サービス産業やそれに伴うアウトソーシングというのは、高付加価値のある工業製品などと同じように取引をすることができるようになります。

このようなサービス産業や進んだ技術革新を積極的に取り入れることで、途上国のさらなる経済成長の主な原動力になっていくでしょう。

拡大する情報サービス産業

ルワンダなどでは、金融やアウトソーシングなど情報サービス産業の年間成長率が約10%以上と急速に拡大しています。このことは、アフリカにおける主要産業の農業や製造業よりも多くの雇用を創出することができる事を意味しています。

いまアフリカでは、ルワンダに限らずモーリシャスやケニアなどの国においても情報サービス産業が拡大しており、経済成長の重要な産業になっています。

また、携帯電話・スマートフォンなどの情報サービスが急拡大しているので、農業や製造業と比べても雇用機会がグッと増えてきています。

現在、アフリカ人の2人に1人が携帯電話を保有しているといわれ、中間層の購買意欲の高さがうかがえます。

アフリカ諸国の若年層の間では、異文化なども受け入れやすく消費傾向が高いので、スマホ向けコンテンツなどの各種サービスもますます拡大していく見込みがあるのも事実です。

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1977年生まれ 宮城県出身 東京在住 調理師 ビジネスを通じて途上国・先進国の課題を解決することを目的に設立された 『MONSOON JAPAN』の一員として活動しています。